みなさん、こんにちは。
今回は、韓国の入試試験である「スヌン試験」の日本語を教える機会があったので
スヌンの教科書を買って勉強してみました。
今回の記事では
高校で日本語を教えている先生のお話や
問題を解いてみて感じた主観的な意見を踏まえて
高校で勉強する日本語がどういったものかお話ししていきたいと思います。
高校で勉強する日本語
韓国の高校では、第二外国語を勉強します。
日本と同様に英語は必ず勉強する科目に該当しますが
「日本語」や「中国語」といった科目は選択授業になります。
高校2年生から1年間だけ第二外国語を勉強する高校もあれば
1年生から3年生までずっと日本語を勉強する外国語高校もあります。
韓国人の先生が日本語を担当する学校も多いですが
日本人の先生が日本語を教える高校もたくさんあります。
かなり力を入れて外国語を教える学校の場合は
ビザを発行してネイティブの先生を雇用します。
このように高校の時に日本語を選択していれば
学生時代から日本語を勉強する機会があるわけです。
高校ではどのレベルまで日本語を勉強するのか
高校によって日本語の学習速度や範囲は変わってきますが
ひらがなは必ず勉強します。
カタカナは軽く流して勉強しない学校もあります。
文法まで勉強する高校は、形容詞や動詞ます系など基礎的な文法を勉強するのが一般的です。
外国語高校の場合は、日本文化までしっかり勉強するので
日本の行事をしっている学生も多いです。
スヌン日本語の問題レベルは⁇
実際にスヌンの日本語の問題を解いて分かったことは
「基礎は勉強しておく必要はあるなあ」と感じました。
そのため、1年間だけ高校で日本語を勉強した学生の場合は
かなり難しいと感じると思います。
日本語と韓国語の試験を同じように捉えることは難しいですが
韓国語能力試験で例えるとトピック2級レベルが
スヌン日本語だと感じました。
スヌン日本語を解いてみよう
ネット上に過去5年分くらいの問題は掲載されています。
スヌンの日本語がどういったものか関心がある方や
韓国人の友達と言語交換をしている方などは
一緒に問題を解いても面白いかもしれませんね。
また、EBSが無料で「スヌン日本語」の講義動画をアップしているので
韓国語で日本語の講義を聞いてみるのも新鮮かもしれません。
韓国語の勉強にもなります。
以上、今回は、スヌンの日本語について見ていきました。
日本語から韓国語を勉強することもできるので
日本語の先生を将来的に韓国でしたいと思っている方は
たくさんの日本語の教材を見ておくのがいいかもしれませんね。
では、次の記事でまたお会いしましょう(^^)
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