【韓国で日本語教師になるには】求人の探し方と採用条件

日本語教師

みなさん、こんにちは。

今回は、韓国で日本語教師になりたい方が準備すべきこと。

求人の探し方から採用条件までを記事にして書いて見ました。

私自身韓国の日本語学校で数年間働いて採用担当までしてきましたので

微力ではございますが少しはお役に立てるかと思います。

詳しいプロフィール情報は下の記事をご参照ください。


求人の探し方

まず韓国で日本語教師をされたい方が目を通しておくべきサイトは

日本語教師の集い」・「日本村」・「jegs」・「コネスト求人」です。

主に韓国在住者を対象としたビザ発行が必要ない求人サイトは今回排除しております。

日本語教師の集い

「日本語教師の集い」は韓国の日本語学校の求人が年に数十件掲載されます。

ごくまれに韓国の高校の日本語教師の求人も掲載されます。

韓国の大手の日本語学校は、こちらのサイトが一番多い印象です。

日本村

日本語教師の集いとほとんど同じ求人情報が掲載されます。

集いよりは求人は少ないですが

集いにはないものも掲載されますので要チェックです。

jegs

こちらのサイトは年に数件ですが求人は出されます。

過去の求人情報も残ったままでいますのでいつ求人が出されたかチェックしましょう。

数年前から数十年前の求人もあります💦

コネスト求人

以前は日本語教師の求人は少なかったのですが

ここ数年は求人情報が多くなった印象です。

ソウルにある大手の日本語学校は掲載されませんが

地方の日本語学校は、掲載されておりますので

チェックして見てください。

ただ、注意点として

ビザが出ないところや正社員なのに時給計算されている場所もあるので注意しましょう。

採用条件

韓国の日本語学校でビザを発行してもらうためには

4年生大学を出ておく必要があります。

専門学校や短期大学では、ビザが発行されません。

サイバー大学のような通信大学で4年生大学を卒業された場合は

ビザ発行が可能です。

その次に以下のいずれかの条件を2つ以上満たしていなければいけません。

1.日本語教師養成講座420時間を終える(通信も可だが採用されにくい)

2.日本語教育能力検定試験に合格

3.大学で日本語教育を専攻または副専攻。

4.日本語学校で働いた経験がある。

5.社会経験が数年ある。

では、どうして上記の条件が採用条件に記載されているかご説明いたします。

日本語教師養成講座420時間を終える

まず初めに日本語教師養成で学んだ内容が

直接韓国で日本語を教える際に役立つかというとそうではありません。

授業準備はしますが教案は作成しませんし

日本の日本語学校でよく使われる「みんなの日本語」の教科書も使いません。

では、どうして養成講座に通う必要があるのか⁇

それは

やる気です。

日本語教師をしたいというやる気を見るために見ます。

420時間は、通うのも大変ですが科目ごとの試験も追加され

以前より大変になりました。

それを頑張り抜いた人かどうか見るために重要条件に設定されています。

そのため、同じ内容を勉強されても通信で日本語教師養成講座に通われた方は

直接学校に通われた方より評価が下がります。

日本語教育能力検定試験に合格

日本語教育能力検定試験は大変難しい試験ですがこれだけ持っていても採用はされません。

試験が得意な人もいれば苦手な人もいるわけで勉強量は変わってくるからです。

養成講座+検定試験合格はかなりプラスですが

検定試験合格だけの場合は、養成講座終了者よりは多少劣ります。

大学で日本語教育科目専攻または副専攻

専攻の方は420時間は必要ありませんが副専攻の方の場合は

検定試験に合格をされておく必要があります。

もちろん420時間養成講座でカバーはできますが

費用がかかってしまうので

副専攻+検定試験合格が節約できます。

日本語学校で働いた経験がある

日本語学校で働いたことがある方は

養成講座を終了された方。検定試験に合格された方。大学で日本語教育科目を履修された方です。

そのため、採用条件に記載されております。

社会経験が数年ある

これは、ジャンルは問わず社会経験があるかないかの話です。

これが重要な理由は、信用の話に関わってきます。

どの職種も大変だとは思いますが

韓国で日本語教師と働くこともとても大変です💦

それで採用後すぐお辞めになる方もいます。

それを防ぐために新卒の未経験者よりも社会経験がある方を採用するようにしています。

過去に採用された方

韓国で日本語教師の求人を出した場合は

少なくとも15件以上の履歴書が届きます。

大半の方が養成講座を終了されてます。

中には、教員免許をお持ちの方や大学院卒業の方もいらっしゃいました。

そういう方々と学歴だけを比較した場合

養成講座終了だけですともちろん劣ります。

しかし、履歴書をしっかりと書き面接や模擬授業の練習をすれば採用されるチャンスは

どなたでもございます。

現に私自身も大学院を出ていないですし検定試験合格もしていませんので(笑)

韓国で日本語教師をされたい方は

大変かもしれませんが

少しでも先ほどの5つの条件を多く満たせるようにがんばってみて下さい(^^)

来年からご希望の方には有料ではございますが

履歴書の書き方や面接、模擬授業対策の個別指導をしたいと考えております。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

日本語教師
貯金100万円以下で韓国長期留学生活(現在:日本語教師)

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