韓国留学で地方の語学堂に行く良い点と悪い点

語学堂

前回の記事では、私が語学堂選びで意識した重要ポイントを紹介しました。

今回の記事では、地方大学の語学堂に留学した経験談から良い点と悪い点をご紹介していきたいと思います。

良い点は、学費・住居・日本人比率です。

悪い点(少し残念だった点)は、授業と授業以外の活動です。

では、それぞれくわしく見ていきましょう。

良い点

学費

私が留学した当時(2019年)地方大学の語学堂の学費(1学期)は、120万ウォン(約12万円)~130万ウォン(約13万円)くらいでした。

参考:漢陽大学エリカキャンパス

〈2019年の1学期の学費は、125万ウォン(約12万5千円)

一方でソウルにある語学堂は安いところで1学期、140万ウォン(約14万円)。高いところでは、180万ウォン(約18万円)と地方と比べると数万円高かったです。

現在(2023年)は、物価上昇に伴って、学費も値上がりしており、ソウルに位置する語学堂と地方に位置する語学堂も数千円から1万円ちょっと値上がりしています。

住居

地方大学の語学堂の良いところは、寮がほぼ確実に入寮できる点です。

一人暮らしをするといろいろ面倒な点も寮に入寮することによって、住居の面で費用も大きく節約できます。

私が入寮したハニャン大学エリカキャンパスの寮は、1か月2万7千円程度(光熱費やwifなど込み)の二人部屋でした。

寮はルームメイトによって評価は変わってくると思いますが、寮自体は、綺麗で住みやすかったです。

日本人比率

日本人比率は、地方大学の語学堂の場合、一クラスに自分含めて二人くらいではないかと思います。

ただ、私の行った語学堂は、9か月間留学して、クラス内に日本人は

ずっと私だけでした(笑)

一番下のクラスから一番上のクラスまで含めても日本人は2人だけで、クラスが全然違かったので会う機会はほとんどなかったです。

日本人比率は、留学する年によって、変わってくると思いますが、留学エージェント会社で漢陽大学エリカキャンパスを紹介しているところが少ないので日本人がいない場所で留学したいのであればおすすめできます。

しかし

韓国語が全然できない状態で留学すると、大変かもしれません(泣)

これが、次にあげる悪かった点に関わってきます。

悪かった点

授業

ここであげる授業の悪かった点は、授業の質ではなく、授業の国籍割合にあります。

ソウルの語学堂の場合は、人数が多い分日本人が多くなりますが、当然ほかの国籍の外国人も多くなります。

つまり、いくら学校内に日本人が多いといえども、バランスをとるので、日本人2人。ウズベキスタン1人。モンゴル1人。中国人2人。フランス人2人。ロシア人1人。

のようにうまい具合に国籍が分かれます。

しかし、地方の場合は、全体人数がソウルと比べたら少ないので、同じ国籍が固まりすぎる場合があります。

私は、語学堂3級からスタートしましたが、

3級は、6割中国人の学生で、

4級は、7割中国人。

5級は、ロシア人1人と自分以外全員中国人でした(笑)

また、同じ国籍で固まる場合、母国語で話す場合が多いです。

私は、韓国に留学しましたが、

9か月間は、韓国語と同じくくらい中国語を聞きました(笑)

韓国語を勉強しに来たのに中国語も勉強したという面白いエピソードトークもあるので、またいつかブログに書きたいと思います(^^)

授業以外の活動

語学堂は、勉強だけではなく、韓国人と一緒に勉強したり韓国人に韓国生活の分からないところを聞いたりするトウミ制度というものがあります。

しかし、私の行った語学堂は、これがないに等しかったです(泣)

ほかの地方大学は、分かりませんが、ソウルの大学はこのトウミ制度を重視している大学もあります。

トウミ制度がある大学でも必ずしも自分に合う韓国人に当たるわけではないので、運かなと思います。

おわりに

まとめると、学費と住まいを安くしたい。

日本人が少ない環境で留学サバイバルをしたい方は地方をお勧めします。

一方で、生活費が高くなっても、韓国生活は不安だから、サポートとか安心感が欲しいという方は、ソウルの語学堂をおすすめしたいです。

みなさん、人それぞれ目的が違いますが、少しでもこの記事が参考になってくれたら幸いです。

 

 

 

 

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